生成AI・GPUの発展によって促進されるデータセンターの設立 その他クラウドサービスの事業展開を巡る最新情報と法的留意点
料金
1人目 31,500 円(税込 34,650 円)
同時申込2人目以降 29,000 円(税込 31,900 円)
講演趣旨
今、クラウドコンピューティングの発展に伴い、サーバーやネットワーク機器を設置する「データセンター」の建設が世界的に急増しています。そして、このデータセンターの適切な設置場所として、政治的安定性や半導体技術の優位性を有する日本が、世界の注目を集めています。昨年は、米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が、今後、日本向けデータセンター等に対する投資を2兆2600億円規模で実施することを発表し、話題となりました。今年に入り、マイクロソフトやオラクルによる巨額の投資なども報道されています。さらに、最近では、生成AIの実行環境としてもデータセンターに対する需要は増加しています。
本セミナーでは、このように話題のクラウドサービス及びデータセンターの設置・維持管理・投資・危機管理に関する法規制について、基礎的な点から、生成AI、GPU並びに投資スキームまで、幅広く解説します。
補足案内
●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●お申込後3営業日までにアーカイブ動画のご案内を致します。視聴期間は視聴開始から4週間です
講演項目
1.日本のデータセンターの状況
・データセンターとは何か
・設備・立地・ビジネス形態
・生成AIとデータセンター
2.許認可、規制法
・電気通信事業法
・個人情報保護法
・情報セキュリティ法
・再生可能エネルギーとデータセンター
3.データ管理に関する注意点
・知的財産権(著作権、特許権等)
・クラウドサービス契約と消費者契約法
・生成AIとGPU
4.危機管理に関する注意点
・危機管理
・紛争が起きたときの対処
5.データセンターへの投資
・GK-TKスキーム
・TMKスキーム
・再生可能エネルギーとの関係
講師紹介
弦巻 充樹 (つるまき よしき) 氏
早稲田大学法学部、ヴァンダービルト大学法科大学院(LLM)卒業。2003年弁護士登録(第一東京弁護士会)後、渥美坂井法律事務所・外国法共同事業、三宅・山崎(現・三宅総合)法律事務所などを経て、2016年からKing & Wood Mallesons法律事務所・外国法共同事業のパートナー。株式会社NTTデータ及び大手投資銀行での勤務経験がある。IT、医療、芸能その他様々な業種のベンチャー/スタートアップの法務、ファイナンスの支援の経験を有する。近年ではCVC投資などAI関連のスタートアップ関連の法務も手掛ける。
江嵜 宗利 (えさき むねとし) 氏
2009年明治大学法学部法律学科卒業、2011年中央大学大学院法務研究科修了。2014年第二東京弁護士会登録。2014-2015年ウイズダム法律事務所、2015-2021年飛田&パートナーズ法律事務所、2022年King & Wood Mallesons法律事務所・外国法共同事業に移籍、現在に至る。ソフトウェア開発、暗号資産、IT・知的財産権その他一般企業法務を業務分野とする。