知っておきたい「脱炭素経営」推進のためのポイント-国際的な脱炭素潮流と環境証書の適用など-
料金
1人目 22,000 円(税込 24,200 円)
同時申込2人目以降 21,000 円(税込 23,100 円)
講演趣旨
脱炭素に関する国際的な取り組みは進展してきており、各主体も具体で脱炭素化を講じなくてはならないフェーズとなってきている。再エネ、省エネ等の取組もさることながら、特に海外拠点においてはそうした取組が困難なケースも考えられ、そうした場合におけるオフセット手段の有用性への着目度合が増加してきている。
本講演においては、再エネや脱炭素に関わる皆様の業務に資するべく、海外拠点の脱炭素化において有用な手段である環境証書に焦点を当てて解説を行う。その際、留意すべき事項やカーボンクレジットとの違いなどについても併せて説明を行っていき、オフセットに関する基本的な全体像についても解説を行う。
補足案内
●お申込後3営業日までにアーカイブ動画のご案内を致します。視聴期間は視聴開始から4週間です。
講演項目
1.導入
(1)脱炭素経営の基本的考え方
(2)4つの脱炭素手法大別と具体例
2.環境証書とカーボンクレジット
(1)キャップアンドトレードによる脱炭素規制
(2)カーボンクレジットとその課題
(3)環境証書とその組成メカニズム
3.国際的な脱炭素潮流と環境証書の適用
(1)投資・情報開示・脱炭素規制・サプライチェーンの脱炭素
(2)企業の求められる対応
(3)環境証書が海外拠点の脱炭素化に有用な理由
4.海外における環境証書
(1)海外環境証書の種類と概要(GO,RECs、I-REC)
(2)海外環境証書利用における留意点
(3)海外環境証書の利用状況
5.環境証書の利用フロー
(1)環境証書を利用する際の手続きのフロー
(2)日本におけるフローチャート
6.まとめ
講師紹介
前田 雄大 (まえだ ゆうだい) 氏
2007年、東京大学経済学部卒、外務省入省。開発協力、原子力、大臣官房業務などを経て、2017年から気候変動を担当。G20大阪サミットの成功に貢献。パリ協定に基づく成長戦略をはじめとする各種国家戦略の調整も担当。2020年より脱炭素フィールドに活動の主力を置く。2022年より株式会社シグマクシスにプリンシパルとして参画。同社では企業の脱炭素支援などを手掛ける。現在、脱炭素メディアの「GXチャンネル」(YouTubeチャンネル)を運営し、脱炭素情報を日々発信している。
プレジデント・オンライン等に脱炭素関連の寄稿を行うほか、『60分でわかる! カーボンニュートラル 超入門』を上梓。